高額の取引がされる不動産。そこに目をつけ、集団で詐欺をしかける地面師たち。司法書士や不動産業者等の専門家を騙すその技術はまさにプロ集団。そんなプロの詐欺集団が目をつけた市場価値100億円の土地をめぐって巧みな騙し合いがはじまる・・・。
地面師とは
土地の所有者になりすまして、関係者を騙して不動産を売ったように見せかけて売買代金を騙し取る不動産を専門とした詐欺集団です。
【地面師たち】
簡単な本篇の内容説明します。
登場人物
- 辻本拓海:綾野剛
- ハリソン山中:豊川悦司
- 竹下:北村一輝
- 麗子:小池栄子
- 後藤:ピエール滝
- 長井:染谷将太
- オロチ:アントニー
- 辰:リリーフランキー
- 倉持:池田エライザ
- 青柳:山本耕史
- 須永:松尾諭
- 川井菜摘:松岡依都美
- 楓:吉村界人
- 真木:駿河太郎
- 林:マキタスポーツ
地面師たちの手口
「それでは、10億円もの取引になりますので、念入りに所有者の確認をさせて下さい。」
そう言ってはじまるのが、契約時に必ず行われる所有者の本人確認。買い手側のプロの業者を巧みに騙す手口は、この映画の見どころの一つだと思います。
所有者のなりすまし役
高額になればなるほど買い手側から入念に本人確認の調査が行われる。このことからもわかるように、地面師で重要なのが所有者のなりすまし役。地面師たちは念入りになりすまし役を探し、演技指導と本人情報をたたきこむ。
偽造書類等の作成
本人確認で免許証等の提示は必ずされる。ICチップ等もあり簡単には複製できないが、凄腕のハッカーの手により完璧な偽造がされる。
交渉術
本人確認の前に外堀を埋めることも怠らず、巧みな交渉術で買い手を誘導していく。そして、本人確認の際のなりすまし役への見事なフォローも見どころです。
さいごに
現在の地上波では見ることができないスリルと臨場感がある映画です。また、これが実話をもとに作成された話だというから驚きです。見終わった後は、ちょっと人間が怖くなるかもしれません・・・。
※Netflixより引用