臼井先生が手がけたしんちゃんの劇場版シリーズ２作品目。
記念すべき野原一家初の海外！！空を飛んだり、ジャングルに迷ったり、地下に潜ったり、海に投げ出されたり、野原一家の大冒険の物語！
あらすじ
しんちゃんは、お母さんと商店街に買い物に行った際に福引で一等賞を当て、南国にある「ブリブリ王国」に行くことになりました。
野原一家は大喜びでしたが、実はスネーク団の仕業だった。飛行機でスネーク団に襲われ何とか逃げるこができたものの野原一家の逃げ着いた先はジャングル。野原一家は無事にジャングルから抜け出せるのか！！野原一家のサバイバルな旅がはじまる・・・。
主な登場人物
前回と同じ声優さんの説明は省略させて頂いております。
気になる方はこちらの記事↓
野原 しんのすけ（うえちあき）
主人公の５歳の男の子。今回の作品では、飛行機から飛び降りて脱出したり、危険な仕掛けのある道を自ら進んだり勇敢な姿が目立ちます。
演じたのは、１作目と同じく声優のうえちあきさん。
※Netflixより引用
野原 みさえ（ならはしみき）
しんのすけのお母さん。熊本出身。本作品もひろしとラブラブになったり、喧嘩したりと感情が大忙し。最後のシーンでは火事場の馬鹿力でしんのすけ達を助ける。
演じたのは、１作品目と同じくならはしみきさん。
※Netflixより引用
野原 ひろし（藤原 啓治）
しんのすけのお父さん。秋田出身。本作品でも家族の為に奮闘する。得意の足のクサ攻撃で味方の攻撃を援護する！
演じたのは、１作品目と同じく藤原啓治。
※Netflixより引用
アナコンダ伯爵（富田 耕生）
ホワイトスネーク団のボス。白蛇の「アレクサンダー」を溺愛しており、常に首に巻いている。子供が大嫌いでジョークも通じず、しんのすけも怯える人物。部下の扱いが雑で最終的に全員に裏切られている。
演じたのは、富田 耕生さん。近年、有名な作品だと名探偵コナンの次郎吉役。他にも有名な作品だとバカボンのパパや初代ドラえもんの声を担当しているという凄い経歴の持ち主。
※Netflixより引用
ミスター・ハブ（中田 浩二）
ホワイトスネーク団の幹部。格闘技も強く、頭も良い。部下の扱いは雑。最終的には自分が目的としていたモノを手に入れ、ホワイトスネーク団を裏切り、ボスであるアナコンダに「俺はお前が大嫌いだった」とハッキリと吐き捨てる。
演じたのは、声優と俳優でご活躍されている中田浩二さん。俳優でも声優でも数多くの作品に出演されている実力派。クールな声質を持っている声優さんでカムイ外伝のカムイ役が出演作品として有名。
※Netflixより引用
スンノスケ王子（川田 妙子）
ブリブリ王国の王子。顔はしんのすけに似ているが、性格は全然違う。しんのすけと同じくホワイトスネーク団に誘拐されたことをきっかけにしんのすけと出会う。
演じたのは、川田妙子さん。数々の有名作品に出演されていますが、「ドクタースランプアラレちゃん」のアラレ役を担当されていたことが印象的でした。明るい雰囲気のキャラクターを演じられていることが多い印象です。
※Netflixより引用
ルル（紗ゆり）
ブリブリ王室の少佐。王子を救うためにホワイトスネーク団を追っている。格闘技の腕は一流でミスター・ハブと激闘を繰り広げる。
演じたのは、紗ゆりさん。クレヨンしんちゃんの初恋の相手「ななこお姉さん」の声も務めておられ、本作以降の劇場版クレヨンしんちゃんの作品にも２作出演されています。2012年に亡くなられています。
※Netflixより引用
見どころ
野原一家がジャングルにさまよう場面では、苦しい時にも気楽にいこうよ～という意味が込められている感じがしました。どんなに苦しくても辛いことばっかり考えずに「何とかなるよ」としんちゃんが教えてくれている気がします。そして、本作品ではしんちゃんが友達の為に自らトラップの仕掛けてある通路に飛び込んだりと勇気があるなと思う部分も魅力的です。
感想
しんちゃんを見ると心がスッキリします。もちろん起承転結がしっかりと出来ているからだというのが一つですが、子供の頃に大切にしていた気持ちや言葉を思い出させてくれるのも要因の一つではないかと思います。大人になると何故忘れるのでしょう？いや、忘れているのではなく見ないふりをしているだけかもしれません。さらに子供の頃にアナコンダやミスター・ハブみたいな奴おる？って子供の頃は思ってましたが、大人になるとそんな感じの人たくさん見てきました。笑
大人になると子供の頃に観ていたアニメって見方が変わるから面白い。
改めて本作品を観て人生はジャングルみたいだなと思いました。そして、そんなジャングルに迷ってしまった時にしんのすけのような人物がいたらどんなに心強いことか。時々、能天気すぎてイラつくかもしれませんが。ちょっと人生のジャングルに迷いそうになったら気軽な気持ちで観てみてもいいかもしれません。
