1996年に公開されたクレヨンしんちゃんの劇場版シリーズ。臼井先生が関わった最後の作品になり、また野原家３人での最後の劇場版シリーズになる。テーマパーク”ヘンダーランド”でしんちゃんが大暴れ！
当記事は、本作の概要と感想を書いています。
あらすじ※ネタバレ注意※
夢いっぱいのおとぎの国「群馬ヘンダーランド」は、CMでも話題沸騰中。そんな中、しんのすけは幼稚園の春遠足で行くことになり大喜び。
しかし、ヘンダーランドは地球征服を企む魔女の本拠地だった！
しんのすけは、そこで偶然出会った人形の女の子を助けようとしたことから、魔女の一味に追われることに。
その女の子から魔法のトランプされを託されたしんのすけは、一緒に戦って欲しいとお願いされるが怖くて断る。
数日後、魔法のトランプを狙う魔女たちの手によって父と母が入れ替えさせられてしう。父と母を助けるために魔女たちと闘うことを決めたしんのすけは魔法のトランプを持ってヘンダーランドへ繰り出すのでした！
主な登場人物
前回と同じ声優さんの説明は省略させて頂いております。
気になる方はこちらの記事↓
野原 しんのすけ（うえちあき）
主人公の５歳の男の子。ヘンダーランドへ行ったことをきっかけに、魔女たちのターゲットになってしまう。魔女によって捕らえられた父ちゃんと母ちゃんを救うため一人で電車でヘンダーランドまで向かう！一人でヘンダーランドへ向かうしんちゃんは、普段の姿からは考えられないぐらい良い子です。笑
声優は、前作までと同じうえちあきさん。
野原 みさえ（ならはしみき）
しんちゃんのお母さん。パワフルで家族想い。本作では魔女たちに捕らえられるが、しんのすけに助けられ、一緒に魔女の討伐に向かう！！
声優は前作までと同じならはしみきさん。
野原 ひろし（藤原啓治）
野原一家の大黒柱であり、しんちゃんの父親で秋田出身で上京し東京の双葉商事に勤めるサラリーマン。本作品では、みさえと同じく魔女に捕らえられ、しんのすけに救出されて、一緒に魔女の討伐に向かう！
声優は前作までと同じ藤原啓治さん。
メモリ・ミモリ姫（渕崎 ゆり子）
ヘンダーランドの姫。しんのすけが群馬ヘンダーランドで会った人形の女の子トッペマは、実は魔女によって姿を変えられていたメモリ・ミモリ姫だった。野原一家が魔女を倒して元の姿に戻ったメモリ・ミモリ姫の魔力は強くス・ノーマン・パーを一瞬で倒し呪いをかけられたゴーマン王子を救った。
声優は渕崎 ゆり子さん。クールービューティー役からコミカル役まで幅広い役柄をこなす高い演技力が魅力的。代表作が数多くある実力派声優さんです。
ス・ノーマン・パー（古川 登志夫）
魔女の部下の雪だるま。体は－100℃の超低温に保つが、しんのすけたちの押しくらまんじゅうの熱気に降参してしまう。そして、その正体は魔女に魔法をかけられていたゴーマン王子だった。
声優は古川 登志夫さん。ハスキーで少しかすれた独特な声。「うる星やつら」「ドラゴンボール」「ゲゲゲの鬼太郎」など日本を代表する作品に数多く出演されています。
ジョマ（田中 秀幸）
本作のボスの一人。バレリーナの姿をし、髪型が団子のツインテールが特徴的でバレエを得意としてる。ヘンダーランドを乗っ取るぐらいに魔力は強く、地球を征服する為に乗り込んできた。
声優は田中 秀幸さん。ナレーターや歌手など多才な才能の持ち主。ONE PICEのドフラミンゴは、田中さんの魅力が特に際立つ作品だと思います。
マカオ（大塚 芳忠）
本作のボスの一人。ジョマと同じくバレリーナの姿をしている。髪型は金髪の横髪と後ろ髪が残ったハゲ頭が特徴的。ジョマと一緒にいると最強の魔力を発揮できる。
声優は大塚 芳忠さん。代表作は『NARUTO -ナルト-』の自来也役、『鬼滅の刃』の鱗滝左近次役などがある。ナレーションや歌手活動など多岐にわたり活躍されている。
見どころ
テーマパーク「群馬ヘンダーランド」は、悪の組織の基地をは思えないぐらい楽しそうな雰囲気に漂っています。カラフルで不思議で、現実には無いとはわかっていても行ってみたいと思わせてくれます。
アクション仮面、ぶりぶりざえもん、カンタムロボとしんちゃんのヒーローが勢ぞろいするところも魅力的です！ヒーローたちと力を合わせて魔女たちを迎え撃つシーンは笑いあり、楽しさありです。
感想
本作も大人から子供まで楽しめる作品となっています。
元気いっぱいのしんのすけが、恐怖心をおさえて魔女たちに立ち向かっていく姿は、感動しつつもどこかクスッと笑わせてくれます。
そして、しんのすけがヘンダーランドに乗り込んで魔女の一味と闘っていき、途中で一緒に戦っていたトッペマが負傷して消えてしまうシーンは個人的に一番グッとくるシーンでした。
しんちゃんを観たあとは、心が温まります。心が疲れてきたな・・・と感じたら一人でも家族でも良いので観てほしい。
